殷周伝説(6)
西岐に帰国した文王(姫昌)は、まず国内政治に力をそそぐ。
太公(祖父)と飛熊の夢見から大賢人に巡り合い周を興すことを確信。
播渓のほとりで、天下を釣らんという太公望・呂尚と出会う。
文王は彼に礼をつくし、丞相に迎え入れる。
同じ頃、朝歌には聞仲太師が凱旋を果たした。
太公望呂尚は文王に今こそ天下を正すときだと諭し、紂王の側近・崇侯虎討伐に初陣。
崇父子の首を討ち西岐が勝利を収めた矢先、文王は呂尚にすべてを託し、病没する。
姫発が武王に即位したことが直ちに都朝歌に伝わるが、正月の準備に忙しい紂王は聞き流す。
妲己の陰謀により、黄飛虎の妻と妹は紂王の手によって死に追いやられた。
激怒した黄飛虎は、黄家が7代200年仕えた殷朝を捨て、西岐へ投降旅を開始。
息子の黄天化に危機を救われ、父も味方につけ、4つの関門を突破。
最後のシ水関では、強敵・余化が待ち受ける。
黄飛虎一行はナタの救援によりシ水関を突破、西岐に到着した。
東海討伐を終え、都朝歌に凱旋した聞仲太師を待っていたのは、黄飛虎謀反の報せだった。
呂尚の存在を脅威に感じた大師は、晁兄弟に西岐討伐を命じる。
呂尚は太師を欺き、晁一族を西岐に見事帰順させた。
二十万の第二次西岐討伐軍は、殷の主力四将を正規軍が討ち、勝利に終わった。
第三次討伐軍には、呂尚が天空の動向を読みきって岐山の祭壇で祈り、猛暑に豪雪を呼び殷軍に壊滅的な打撃を与えた。
しかし恐るべき術を使う魔家四兄弟の出現により正規軍は、大惨敗を喫する。
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